こんにちは、前田です。
2月後半に入りましたがまだまだ寒い日々が続きますね。
この寒い時期にサーフィンをする強者は本当にすごいです。
わたしはもう少しあたたかくなる春先ごろからサーフィンをしようかなと思っている今日このごろです。
経験した人はわかると思いますが、サーフィン後に陸に上がると、海の中では気付かなかった疲労感がどっときます。
次の日の筋肉痛にさいなまれることも多いです。
サーフィンはとても楽しいですが、仕事をしながら楽しもうとすると「次の日以降に疲れが残ってしまわないか心配」という方もいらっしゃるかもしれません。
じつはわたしは大の健康オタクなんですが、日頃いろいろ調べたり、自分のからだで試したりしてみて「よかった!」と感じた”サーフィン後に疲れが残りにくい食事”について今回はお話しします。
サーフィン後のからだは疲弊している!
疲れを次の日へ残さないための食事
1.サーフィンをするとなぜ疲れるのか?
サーフィンでは波に乗ってボードの上へ立つ動作(テイクオフ)がありますが、まさに筋トレにおける腕立て伏せのようなものでからだに負荷がかかります。
波に乗って不安定なボードのうえで中腰で立ち、踏ん張る状態はスクワットも動作に近いです。
そしてボードのうえで腹ばいになり波をかきわけたり(パドリング)、ボードなしで海を泳ぐときもありますよね。
つまり、サーフィンは常に「自重筋トレ+水泳」をしているようなもの。
そりゃ筋肉が疲れることもありますよね。
サーフィン後にからだで起きている疲労とは2つの状態をさします。
①筋繊維が損傷した状態になる
どんなトレーニングでもそうですが、筋トレをしたあとは、筋繊維に微細な傷がつきます。
この傷を修復するためにからだの反応として起こる現象が「筋肉痛」です。
②活性酸素が細胞や神経を攻撃している
呼吸をすると体内では酸素が取り込まれ、そのうち約2%が活性酸素に変わります。
サーフィンのような強度の強い運動をすると、より多くの酸素が取り込まれることで体内で分解できる以上に活性酸素が増えていきます。
分解が追いつかなかった体内にたまった活性酸素が、細胞や神経を攻撃して疲労感としてあらわれます。
2.サーフィン後の栄養補給をするときのポイントとは
つづいてサーフィン後に栄養補給するときのポイントをお話しします。
①サーフィン後にとるべき栄養素はなにか
疲労のメカニズムを理解すると必要な栄養素が見えてきますよね。
ひとつは「タンパク質」です。筋繊維の修復に必要な栄養素です。
そしてもうひとつは「抗酸化作用のある栄養素」です。
抗酸化作用とは、読んで字のごとく活性酸素を抑える働きのことをいいます。
抗酸化作用のある栄養素とは、下記のものをさします。
・ミネラル類(亜鉛、銅、セレン、マンガン)
・ビタミンB
・ビタミンE
・ポリフェノール
サーフィン後は「タンパク質」と「抗酸化作用のある栄養素」が含まれている食べものを選んで食事をするのがおすすめです。
②疲れを残さないための食事のタイミングとは
サーフィン中は体内の栄養不足により筋肉がエネルギー源として分解されやすく、エネルギーの代謝をしていく過程でビタミンやミネラルはどんどん失われていきます。
つまりサーフィン後に必要な栄養素であるタンパク質やビタミン、ミネラルが欠乏している状態となります。
そこで疲れを残さないために、サーフィン後にまずやるべきことが「30分以内にエネルギー源となる食事をとること」です。
できるだけ早くタンパク質などのエネルギーをとることにより筋肉の分解を食い止め、抗酸化作用のあるビタミンやミネラルを摂取することにより疲労回復しやすい状態をつくります。
3.サーフィン後の栄養補給におすすめの手軽かつ健康的な食事
それでは具体的にどのような食事をするとよいか具体例についてお話しします。
サーフィンにいくときに手軽に、たとえばコンビニで買いそろえられるものだととても楽でよいですよね。
しかしコンビニの食べものは、人工甘味料や砂糖、添加物などが気になる方もいらっしゃるかもしれません。わたしもそのひとりです。
そこで「手軽」かつ人工甘味料や砂糖、そして添加物などが極力含まれていない「健康的」なものをご紹介します。
①タンパク質
タンパク質を摂るときは、ゆで卵とパックタイプのプロテインがおすすめです。
ゆで卵は皮を剥いてさっと食べられます。
また、プロテインは人工甘味料の入っていないプレーンなタイプのSAVASのミルクプロテインのミルク風味がおすすめです。
②抗酸化作用のある食べもの
抗酸化作用のある食べものは下記にまとめましたが、どれも手軽に手にできるものです。
ビタミンE ミックスナッツ(素焼き)
ビタミンC 冷凍フルーツ(いちご、オレンジ)
ポリフェノール 高カカオチョコレート、バナナ、カテキン緑茶
冷凍フルーツはいろいろな種類がありますが、ビタミンCをとるという目的であれば、いちごとオレンジがおすすめです。ポリフェノールはバナナが意外ですよね。
個人的な体感ですが、これらを意識的にとるようになってからサーフィン後も元気に過ごせるように感じます。時間の有効活用ができてとてもよいです。
【まとめ】次の日を気にせずサーフィンをエンジョイ
昔は、サーフィンをやったあとにとても疲れが残るなと思い、次の日を気にしながらパワーをセーブしてやったり、次の日が休みのときだけやっていたりしました。
しかし知識をつけ実践してみたら、ちょっとした食事の工夫だけでも変わってくることを体感しました。
おかげで休みの日はいつでもサーフィンをおもいっきりエンジョイできるようになりました。
心もからだのパワーも解放しながら、楽しめたら最高のアクティビティの時間になりますよね。
今回の内容がみなさまにとっても少しでも参考になればよいなと思います。