サーフィンのパドルが遅いなんて言わせない!パドル力をつけるトレーニング①

こんにちは。太田です。

パドルをしていてすぐ疲れる、なかなか進まない、テイクオフできないといったことで悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

「パドルがうまくいかないのは、筋肉がないからだ!」と思う方が多いようです。
しかし、実際は筋肉よりも体幹が大事になります。

今回はこの体幹をよくするためのトレーニングについてシリーズでお届けしたいと思います。

あなたの体幹はありますか? 体幹が弱い状態8項目チェック

トレーニングの前にご自身に体幹があるかないかご存知でしょうか。
まずは現状把握をすることが大切です。
体幹が使えておらずにパドルを行っている方の特徴8項目をチェックしていきましょう。

1.パドリングがグラグラする
2.パドリングの際体がねじれず腰に負担が大きいので力がかけられず、結果グニャグニャしたパドリングになる
3.立ち上がろうとしても遅延、または滑り降りすぎてしまう
4.ダックダイブやプッシュスルーも「押さえ」が効いていないので、波に持っていかれることが多くなった
5.キックアウト(プルアウト)した後すぐにボードの上に乗るが、グラつき度が高くて不安定
6.良い波が来ても、体力温存のため直前までピークに向かってすら動けないので、良い波に乗れる頻度が激減した
7.ボードが重く感じられる
8.乗っているときも体幹筋が使えないので、短く、弱いターンになった

みなさんは何個当てはまったでしょうか?

体幹をよくするためのトレーニングすべき箇所はインナーユニットと脊柱起立筋!

先ほどのチェックに当てはまったら、体幹をよくするためのトレーニングをおすすめします。

体幹をよくするために必要な筋肉は、インナーユニットと脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)という筋肉を使います。
インナーユニット?脊柱起立金?どちらもなじみがない箇所ですね。

インナーユニットとは「腹横筋・横隔膜・多裂筋・骨盤底筋群」のことを指します。
インナーユニットの図

脊柱起立筋とは、脊柱の背側についている筋肉のことを指します。
脊柱起立筋の図

パドルのための体幹トレーニング

インナーマッスルを鍛えるトレーニングの方法はたくさんありますが、簡単に自宅でできるものをとりあげます。

腕立て伏せや腹筋よりも力を使わずじんわりとした筋トレでしたね。
家でできることをやって、いざ海に行くときは友達よりも先に波に乗って差をつけましょう。

次回は別のトレーニング方法についてご紹介します。

5年前